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【陸上】桐生、復帰戦100メートル「楽しかった」 全体トップの10秒30で決勝進出

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桐生、復帰戦100メートル「楽しかった」 全体トップの10秒30で決勝進出

【天皇賜盃第84回日本学生陸上競技対抗選手権大会(インカレ)】男子100メートル準決勝 10秒30で決勝進出を決めた東洋大・桐生祥秀(左)=ヤンマースタジアム長居(撮影・鳥越瑞絵)

 約4カ月ぶりの実戦は及第点の走りだった。400メートルリレーと100メートルの予選、準決勝。桐生は3本走り、100メートルでは全体トップの10秒30で決勝に駒を進め、「悪くない。決勝で勝つための段階を踏めた」と納得顔だった。肉離れを起した右太ももに痛みが出ず、怖さもなく走れたことは前進だろう。

 スパイクで走り始めたのは8月中旬。この日のピンは普段の8ミリより接地の負担が軽い5ミリを使用していた。予選はスタートの感覚を確認し、準決勝ではトップスピードに届くかどうかという所で流したという。まだタイムや勝敗が問われる段階ではない。

 一つ印象に残ったのは、桐生が同じ言葉を繰り返したこと。レースを終えて取材エリアに引き上げて来るたびに「楽しかった」と言った。

 出場できなかった世界選手権(北京)はテレビで観戦した。「見るより走る方が全然、面白い」。復帰初日。走ること、競うことの充実感をかみしめられたのなら、それが何よりの収穫だ。(宝田将志)

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