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【世界陸上】「海外勢は虎のようだった」 村山兄弟、北京で苦い経験

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【世界陸上】
「海外勢は虎のようだった」 村山兄弟、北京で苦い経験

 双子の兄弟がそろって世界の舞台を踏んだ。22日の男子1万メートルで22位だった村山謙太に続き、男子5000メートル予選に弟の紘太が出場。序盤から先頭集団のペースが速く、次第に離されて15着に終わった。

 レース前に招集所に入ったときから海外勢の威圧感に押されてしまったという。「(1万メートルで)謙太が『虎のようだった』と言っていたけど本当にそうだった。今のままでは世界で通用しない」と振り返った。

 五輪、世界選手権を通じ、双子の同時出場は日本では1984年ロサンゼルス五輪男子マラソン代表の宗茂、猛兄弟以来となる。村山兄弟はともに宮城・明成高出身。兄の背中を追いかける存在だった弟は「同じことをしても勝てない」との思いで、駒大を選んだ兄とは違う城西大に進学した。正月の箱根駅伝では“花の2区”で直接対決も経験。昨秋のアジア大会では弟のみ日本代表入りを果たし、5000メートルで5位に入って自信をつけた。

 今春にそろって旭化成に入社。兄は「高校を卒業するときから同じ実業団に入りたいと思っていた」と話す。宗兄弟のように、ともに将来はマラソン転向の意向も持つ。「今後は海外レースも増える。こういうレースにもついていけるようにしたい」と村山紘。北京での苦い経験を糧にできるか。(丸山和郎)

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