産経ニュース

車いすバスケ男子の香西選手、東京パラでの活躍誓う

スポーツ スポーツ

記事詳細

更新


車いすバスケ男子の香西選手、東京パラでの活躍誓う

東京パラリンピック開幕5年前イベントで、プレーを披露する車いすバスケットボールの香西宏昭選手=25日午後、東京都江東区

 ガツンと金属音を響かせ、車いすごと激しくぶつかり合いながら放ったシュートがゴールリングに吸いこまれる。都内で行われた2020年東京パラリンピックのイベント。香西宏昭選手は、わき上がる歓声に両手を挙げて応えた。

 「『障害者なのに』という特別な目線でなく、純粋なスポーツとして声援を送ってくれる人が増えていることがうれしい。東京パラリンピックでも第一線で活躍できるよう技術に磨きをかけていきたい」。観客の熱気にカウントダウンが始まった高揚感が重なる。

 千葉県生まれ。先天性の疾患のため両足の太ももから下がない。幼いころについて、「車いす生活は、人それぞれにある特徴のひとつと同じで、苦しいと思ったことはない。スポーツにも興味を持つ活発な性格だった」と振り返る。

 小学6年のとき、父に誘われて参加した車いすバスケの体験講座がきっかけで競技を始めた。高校卒業後は、米国のイリノイ大へ単身留学。ベンチプレスは最高130キロを持ち上げたという鍛えられた腕で巧みに車いすを操作し、全米MVPも獲得した。現在は、ドイツの車いすプロバスケチームで技術を磨く。

「スポーツ」のランキング