産経ニュース

【FIFA汚職】会長選は7・20 利権構造にメス入るか? EUは暫定会長選出を要求 南米は「治外法権」を剥奪

スポーツ スポーツ

記事詳細

更新

【FIFA汚職】
会長選は7・20 利権構造にメス入るか? EUは暫定会長選出を要求 南米は「治外法権」を剥奪

 【ベルリン=宮下日出男】汚職事件に揺れる国際サッカー連盟(FIFA)は11日、新会長を選ぶ臨時総会の日程を決める臨時の理事会を7月20日にスイス・チューリヒで開催すると発表した。会長選挙の仕組みをめぐっても地域間の駆け引きが激化している。

 臨時理事会では会長選挙を行う臨時総会の日程を12月から来年2月までの間で決めるほか、組織改革なども議題とするとしている。

 FIFA改革をめぐっては、ドイツ・サッカー連盟のニースバッハ会長が10日に10項目の改革案を発表。各国協会が1票ずつ持つ現在の会長選の仕組みを変え、各協会の「規模や競技力」に応じて票数を割り振るよう訴えた。

 5月末の会長選挙でブラッター氏は、欧州勢のほとんどが反対に回ったものの、アジアやアフリカ勢の支持を基盤に再選を果たした。ニースバッハ氏の主張には欧州に有利な仕組みで後任選びの主導権を握りたいとの思惑がうかがえるが、アジアやアフリカ勢は「平等の原則」(パキスタン)に反すると反発している。

 一方、汚職事件の余波は引き続き広がっており、欧州連合(EU)の欧州議会は11日、ブラッター氏の即時辞任と暫定会長の選出を求める決議を採択した。

「スポーツ」のランキング