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【サッカー日本代表】メンバー発表前に視察の成果を公表したハリル監督、予選に向けた徹底した下準備

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【サッカー日本代表】
メンバー発表前に視察の成果を公表したハリル監督、予選に向けた徹底した下準備

 「リスト(の公表)を始める前に、情報を見せたい」。W杯予選に臨む日本代表メンバーを発表する場は、ハリルホジッチ監督の意外な言葉から始まった。用意されたスクリーンに映し出されたのは、自身をはじめ、代表スタッフが選手選考にかけてきた「成果」だった。

 就任した3月から、Jリーグの116試合や欧州での3試合など計171試合を視察。映像などで確認した試合を含め、計520試合をチェックした。「これは素晴らしい数字。日本選手の知識は最初とは全然違う」。スタッフを集めた話し合いを毎日のように行い、手にしてきた情報量を指揮官は自画自賛した。

 だからこそ、3月の代表戦に呼んでいない原口(ヘルタ)らを自信を持って選ぶことができた。代表未出場の丹羽(G大阪)や谷口(川崎)は、視察などで気になった選手を集めた5月の短期合宿で直接、確認した人材だ。選手1人1人、細かく選出理由や評価を交えながら紹介する姿は、十分な下準備がなせる技だった。

 すでに今季のリーグ戦を終えて帰国した海外組を集めてこの日から合宿を始め、自らの哲学をたたき込む徹底ぶりだ。「最初の試合(シンガポール戦)から、日本はW杯に行く野心があると見せたい」とハリルホジッチ監督。3年後の大舞台へ向けた戦いを、万全の状態でスタートさせる。(小川寛太)

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