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PL学園高野球部、廃部の流れが加速…2年連続1年生受け入れ停止へ

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PL学園高野球部、廃部の流れが加速…2年連続1年生受け入れ停止へ

草野監督(左から3人目)の指揮の下、4月の春季大阪大会を戦ったPL学園。このまま廃部の道を進むのか…

 今春の大阪大会では準々決勝で大阪桐蔭に1-8でコールド負け。今夏で3年生が引退し、現在の2年生が来夏の大会を終えれば、部員0人となる。選抜出場の重要資料となる近畿大会の予選を兼ねる秋の大阪大会には出場できず、この時点で活動停止、事実上の廃部状態に陥ることは避けられない。

 部員がすべて卒業した後の17年度以降の新入部員の受け入れや野球部の存続、活動再開について、関係者は「決まっていない。聞いていない」と白紙を強調した。

 プロ野球にOBを多数輩出するPL学園だが、2001年に部員によるいじめが判明。部の伝統である寮内での付け人制度を見直したが、不祥事が続き、一昨年2月にも部員による暴力事件が発覚。6カ月間の対外試合停止処分が下り、同4月に当時の監督が辞任した。

 教団が後任監督に教団への信仰心を条件付けたことで、適任者が見つからず、指導者不在の状態に陥った。3月末に野球経験がないまま監督を務めていた正井一真校長が、人事異動で退任すると、草野裕樹校長が後任監督に就任。2代連続の校長監督という異例の事態が続いていた。現状では学校、教団からは名門再興への強い意思は感じられず、最悪の結末に向かう可能性が高まってきた。

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