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【陸上】日本歴代2位の高瀬「今までにない走り」 コーナー内側を走る練習実る

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日本歴代2位の高瀬「今までにない走り」 コーナー内側を走る練習実る

男子200メートル決勝で日本歴代2位となる20秒14の大会新記録で優勝し、ガッツポーズで喜ぶ高瀬慧=熊谷スポーツ文化公園陸上競技場

 フィニッシュラインを駆け抜けると、ガッツポーズを繰り返した。男子200メートルで高瀬が日本歴代2位の20秒14。自己記録を0秒20更新し「今までにない走りができた」と汗をぬぐった。

 大会直前、コーチから「もっと内側を走れば、あと0秒2は伸びる」と助言され、内側に置いたマーカーを踏まずに走る練習を重ねた。「以前は外側を走った方が遠心力がつくイメージさえあった」という感覚を改め、好記録につなげた。

 決して無理をしない姿勢も快進撃の一因だ。前日の100メートルは予選を走って、準決勝を棄権。順調に記録を伸ばす一方で「体への負担が心配」と話す。4月の織田記念国際の200メートル決勝でも、「足が耐え切れない感じがあった」と途中棄権。冷静に自身の体と向き合い結果を求めている。

 1週間前のゴールデングランプリ川崎の100メートルで10秒09をマーク。これで2種目とも世界選手権の参加標準記録を突破した。「日本選手権では2冠を取って、世界選手権に臨みたい」。遅咲きの26歳が、男子短距離界を牽引(けんいん)している。(丸山和郎)

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