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【マラソン】横浜国際優勝の田中落選「内容、物足りなかった」

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【マラソン】
横浜国際優勝の田中落選「内容、物足りなかった」

 焦点だった女子の選考は、横浜国際で優勝した田中が外れる形で決着した。日本陸連の酒井勝充強化副委員長は「レース内容が物足りなかった」と説明した。

 3枠目を争ったのは田中と、大阪国際3位で日本人トップの重友。2人ともタイムは2時間26分台と大差なかったが、田中はレース前半で一度先頭集団から離れて盛り返し、重友は終盤の失速こそ大きかったものの中間すぎまで先頭に付いた。

 「常に前で勝負しないとメダルや入賞は厳しい」と酒井副委員長。横浜国際は出場選手のレベルで見劣りし、ペースも特段速くなかったと付け加えた。一方で、選出した3人は、陸連が目標に据えた2時間22分30秒の設定記録を目指す走りだったとの評価だ。

 ただ、選考3レースはペースメーカーの有無、タイム設定が大会主催者に任されており一様でない。会見で「それなら陸連から『設定記録ペースで引っ張ってくれ』との指摘があって然るべき」と意見され、酒井副委員長は「もう少し検討しないといけない」と不備を認めたところ。

 陸連は「世界と戦う意識を持ってもらうことが重要」と強調したが、果たして、その具体的なイメージは選手、関係者に受け入れられ徹底されていたか。リオデジャネイロ五輪の選考が行われる来季に向けた課題と言える。(宝田将志)

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