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【この人に聞きたい】大学陸上界の名物応援リーダー「マッスル根岸」が語る信念と東京五輪

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【この人に聞きたい】
大学陸上界の名物応援リーダー「マッスル根岸」が語る信念と東京五輪

マッスル根岸を先頭に、「1、2、3、Cー!」とグラウンドの選手に溌剌とエールを送る中大応援席。いわずもがなだが、「C」は中大の頭文字だ(中大陸上部提供)

 大学陸上界に精いっぱいの声援を送ってきた名物男がいる。クマのマスクをかぶり、筋肉質の肉体でスタンドを盛り上げた中大の応援リーダー「マッスル根岸」こと根岸紀仁。卒業を前に聞いておきたいことがあった。マッスル誕生の裏側、全ての競技者を応援する理由、1人のスプリンターとしての成長、そして、2020年東京五輪に向かう陸上界への思い-。22歳が語った喜怒哀楽の大学生活と、これからについて。(宝田将志)

--もうすぐ卒業を迎える

「辛いこともたくさんあったけど、僕にしかできない貴重な体験をさせてもらいました。中大のみんな、周囲のノリの良さがあって続けて来られたのだと思います」

--昨秋の日本インカレでは閉会式後にスタンドで恒例の一本締めの音頭を取り、他大学の学生や観客など大勢がそれに続いた。他では、なかなか見られない光景だった

「選手、観客、応援の学生が一体になる、ということを目指してきたので、最後の最後に形になって、すごく幸せでした。観客の方から(労をねぎらう)花束を頂きましたが、手紙も添えられていてうれしかったです」

--そもそも、どうして中大の応援リーダーになったのか

「僕は一般入試で中大に入りました。ちょうど高校3年の時に中大が男子400メートルリレーの学生記録を樹立して、日本一の大学で陸上をやりたいと入部しました。しかし、僕の競技力が著しく劣っていて、すぐに先輩から『選手として活躍するのは厳しい』『センスがない』と。『応援でチームの役に立ってくれ』と言われました。同期は8人いて、ほとんどスポーツ推薦だったので、今から思えば、どうせ根岸は試合に出られないから、4年間応援できるだろうという感じで指名されたんだと思います」

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