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【東京マラソン】国内レース最高記録を狙う海外勢 日本勢も高速化の波に乗れるか

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【東京マラソン】
国内レース最高記録を狙う海外勢 日本勢も高速化の波に乗れるか

東京マラソン2015 出場選手の会見が行われた。記念撮影に応じる選手ら。左からティキ・ゲラナ、チェイエチ・ダニエル、扇まどか、野尻あずさ=20日、東京都新宿区(寺河内美奈撮影)

 東京がWMMの仲間入りをして3年目。今大会のペースメーカーの設定は、30キロまで1キロ当たり2分58秒が予定されている。2009年福岡国際でツェガエ・ケベデ(エチオピア)がマークした2時間5分18秒の国内レース最高タイムを更新するためのプランだ。

 大会記録は前回優勝したディクソン・チュンバ(ケニア)の2時間5分42秒。ただ、4分台の自己記録を持つケベデやチュンバは「天候が良ければ、東京のコースは4分台も可能」と口をそろえる。ロンドン五輪金メダルのスティーブン・キプロティク(ウガンダ)も含め、「世界標準」の名にふさわしい高速レースが展開されるだろう。

 日本勢も自己ベストを東京で出した選手は多い。藤原は12年大会で7分台をマークし、五輪切符をつかんだ。前回の松村も30キロ手前まで先頭集団に食らいつき、自己記録を2分以上更新。アジア大会代表となった。松村は「挑戦していく気持ちを持たないと記録は出ない」と意気込み、藤原も「しっかりと練習はできた。0%にかけるぐらいの気持ちで走りたい」と決意をにじませる。

 世界の強豪が顔をそろえ、日本勢が優勝争いの主役となるのは簡単なことではないが、高速化の波に乗って好記録を狙える醍(だい)醐(ご)味がある。日本マラソン界に漂う停滞ムードを打破するためのきっかけが「TOKYO」にはあるはずだ。(丸山和郎)

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