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【野球殿堂】日本のリトルリーグ生みの親 殿堂入りの林和男さん

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【野球殿堂】
日本のリトルリーグ生みの親 殿堂入りの林和男さん

殿堂入りした林和男氏

 1964年、林和男さんが産経新聞などの協力で全国組織の日本リトルリーグを立ち上げたのは、「米国で盛んな硬式野球を日本の子供にも経験させたい」という思いからだった。

 翌65年には当時10歳だった長男の清一さん(59)と友人らの11人で、調布チーム(現調布リトルリーグ)を創設。清一さんは父から「勝ち進めば米国へ行けるかもしれないぞ」と勧められた。67年には林さんが監督を務め、選抜チームの「西東京リーグ」で第1回全日本選手権大会に優勝。米ペンシルベニア州で開催された世界選手権大会も制覇した。

 さらに、リトルを卒業した選手が高校進学までのブランクをなくそうと、70年に調布シニアも設立した。

 調布リトルの会長となった76年には、2度目の世界選手権制覇を達成。このときエースだった荒木大輔さん(前ヤクルト投手コーチ)はその後、80年に夏の甲子園で準優勝し大人気となる。「リトルとシニアでプレーさせてもらったおかげ。林さんは自分にとっての野球の恩人」と振り返った。(三浦馨)

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