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【体操】白井、萱ら高3世代 「世界」視野に切磋琢磨

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【体操】
白井、萱ら高3世代 「世界」視野に切磋琢磨

男子個人総合で同点優勝した萱和磨(左)と白井健三。右は3位の千葉健太=横浜文化体育館

 5種目を終えた時点で萱は暫定首位の白井との点差を知らなかった。最後は得意のあん馬。G難度のブスナリを織り込んだ構成で15・050まで得点を伸ばし、同点優勝で栄冠を分け合った。

 細かなミスによりDスコア(演技価値点)を予定の6・7から0・3引かれ、メダルを首に掛けても「うれしさと悔しさがある」。すでに昨年、国際ジュニア大会を制している17歳は「まだまだ弱い」と、ここで満足するつもりはない。

 白井に萱、高校総体王者の谷川航(千葉・市船橋高)、今大会3位の千葉健太(大阪・清風高)と高校3年世代は粒ぞろい。昨年の世界選手権床運動で白井が金メダルを獲得したことで、彼らの意識は「世界は手が届くところにある」と一気に高まった。

 今回、全国レベルで初めて個人総合のタイトルを手にした白井も「点数も内容も満足できなかった」と6種目でさらなる成長を期す。萱が「良いライバル関係を続けていきたい」と語るように、リオデジャネイロ、東京両五輪で、躍動できるかは今後の切磋琢磨(せっさたくま)に懸かっている。(宝田将志)

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