産経ニュース

【日本スプリントの挑戦(7)】“早熟の才能”の進化 大瀬戸一馬が雌伏の1年で手にしたもの

スポーツ スポーツ

記事詳細

更新

【日本スプリントの挑戦(7)】
“早熟の才能”の進化 大瀬戸一馬が雌伏の1年で手にしたもの

 5月4日の福岡県選手権200m(向かい風1.7m)は20秒80と約2年半ぶりに自己記録を0秒15更新。5月17日の関東学生対校100m決勝(追い風1.6m)も10秒27で3着と、三たび10秒2台をマークした。

 一体、何が変わったのか。

 大瀬戸はこの1年、試行錯誤してきたことで「適応力が上がった」と表現する。

 実際、シーズンイン直後の修正は、うまくはまった。4月5日の東京六大学対校の頃までは、スタートで飛び出し、その勢いで後半を走りきるイメージだったが、結果につながらなかった。そこで前半の前傾を強め、ストライドを広げるなど微調整。これを織田記念までに固められたことで、スムーズに走れるようになったという。

 修正が効き、思い描く動きを再現できるようになってきたのは冬場の練習の成果だ。

 取り組んだのは筋力トレーニング。週1~2回、苅部監督が用意した多様なメニューで下半身も上半身も鍛錬した。走りの練習も「(専門外の)400mも走れるんじゃないかというくらい」と量を積んできた。

「スポーツ」のランキング