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【日本スプリントの挑戦(7)】“早熟の才能”の進化 大瀬戸一馬が雌伏の1年で手にしたもの

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【日本スプリントの挑戦(7)】
“早熟の才能”の進化 大瀬戸一馬が雌伏の1年で手にしたもの

 現在、大瀬戸を指導する法大の苅部俊二監督は「元々、スタートは良い。あれは天性のもの」と評した上で、「まだ完成されていない。足の運び、上体の使い方、そういうことも含めてできるようになれば、もっと上に行ける」と期待を寄せる。

 もちろん、ずっと右肩上がりで成長してきた訳ではない。大学1年生の昨季は思うような結果が出なかった。

 「無駄にいろいろ試しすぎた。1試合1試合が違う走りになってしまった」と大瀬戸。例えば6月の日本選手権ではスタートをいじった。動きが改善したので次のレースも同じように試みる。だが、うまくいかない。そんな繰り返し。結局、日本選手権(追い風0.3m)の10秒34が昨季のシーズンベストだった。

 ■200mで2年半ぶり自己新

 それが今季は、より高いレベルで安定した走りを続けている。

 織田記念100mは予選(追い風2.0m)で10秒25。決勝(追い風0.7m)も10秒25と並べ、高瀬慧(富士通)に次ぐ2着に入った。

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