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【日本スプリントの挑戦(7)】“早熟の才能”の進化 大瀬戸一馬が雌伏の1年で手にしたもの

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【日本スプリントの挑戦(7)】
“早熟の才能”の進化 大瀬戸一馬が雌伏の1年で手にしたもの

 「自分は焦るとピッチを上げてしまう。ピッチを上げすぎず、去年よりストライドを広げて」と意識して足を運んだという。「今までで一番(桐生に)近づいたかな」。白い歯がのぞいた。

 大瀬戸の好調ぶりは日本陸連にも響き、来年の世界選手権(北京)の出場権が懸かる世界リレー選手権(24、25日、バハマ)400mリレーの正メンバーに選出された。世界規模のシニアの大会で、初めて日の丸を着けることになった。

 ■世界ユース銀の「エース候補」

 日本短距離界で「未来のエース候補」と名が売れたのは、桐生より1学年上の大瀬戸が先だった。

 福岡・小倉東高2年だった2011年7月、世界ユース選手権100mで準優勝。日本人として初めて同選手権の短距離種目でメダルを獲得した。100mの高校記録も12年10月に京都・洛南高2年の桐生が10秒21をマークするまで、大瀬戸が同年4月に出した10秒23だったのだ。

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