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【スポーツ群像】ロッテのアジャこと新人・井上、パワー全開 紅白戦でまさかのランニングホームラン

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【スポーツ群像】
ロッテのアジャこと新人・井上、パワー全開 紅白戦でまさかのランニングホームラン

 身長180センチ、体重115キロ。ロッテの石垣島キャンプで巨漢の新人、井上晴哉(せいや)内野手(24)=日本生命=が注目を集めている。ドラフト5位ながら左右へ打ち分ける柔軟な打撃は首脳陣の評価が高く、2月12日の紅白戦では体に似合わない激走でまさかのランニングホームランも記録。伊東勤監督(51)からキャンプの1軍残留にお墨付きを得た。(三浦馨)

 この日、白組の4番に座った井上は1-1の同点の七回、1死無走者の第3打席でマウンドの変則左腕、中後(なかうしろ)悠平投手(24)の直球をとらえた。「内角へ入ってきたボール。(そのまま)打ち返す感じで打てました」

 打球は右中間へ。センターの伊志嶺翔太外野手(25)が差し出したグラブをかすめてグラウンドへ転がった。一、二塁間を走っていてボールが落ちたのに気づいた井上は「次の塁へ」と必死のベースランニング。

 三塁を蹴った後は「正直どう走ったのか覚えていない」と苦笑いするが、勝ち越しの本塁へ滑り込むとうれしそうにガッツポーズした。「だってランニングホームランなんて、フェンスのない場所で野球をしていた小学校以来ですから。無意識に出ました」

 だが、ランニングホームラン以上に井上が自信を深めたのは、四回2死二塁で迎えた第2打席だった。大嶺祐太投手(25)のカーブを捉え、左中間フェンス直撃のタイムリー二塁打。「何より走者をかえせたのがよかった。それが4番の仕事なので」とうなずいた。

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