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【貳阡貳拾年 第1部・111人の予想図(5)】100メートル「9秒4」までいける

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 人類は「より速く、より高く、より強く」という歴史を刻んでいる。最良の物差しは、陸上男子100メートルの記録だ。20世紀の最速は1999年6月に出た9秒79だが、2009年8月には、ウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)が9秒58で駆け抜けた。人類はわずか10年で0秒2以上も速くなった。

 東京五輪が開かれる2020年、人類はどこまで速くなっているか。日本のホープ、桐生祥秀選手(18)が「世界は今より強くなっている」と言い切るように、「9秒4台には乗せられる」と指摘する専門家もいる。ボルトの世界記録を筆頭に、9秒79を上回るタイムは2000年以降、28度も記録。「進化」は加速している。

 桐生選手は昨年4月に日本歴代2位の10秒01をマーク。日本人がまだ知らない「9秒台」は手の届くところにある。「高校生が10秒01で走るとは最初、誰も思ってなかった。誰も分からなかったことをしてみて、これからどれだけ伸びるかは自分でも分かりません」。10秒を切って、東京五輪を迎えるかもしれない。

 世界は「より強く」もなっている。好例が柔道。12年ロンドン五輪で日本男子は史上初の金メダルなしに終わった。60キロ級で五輪を3連覇した野村忠宏選手(39)によると、柔道は各国の格闘技と融合してそれぞれのスタイルが完成した。外国勢は体幹の力や瞬発力でも優位に立つ。「(東京五輪で)うまくいけば、日本は金メダルを取れるが、ゼロの可能性もある」

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