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【スポーツ群像】さらば!赤ゴジラ 西武の嶋が引退会見 2004年の首位打者は「神様のご褒美」

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【スポーツ群像】
さらば!赤ゴジラ 西武の嶋が引退会見 2004年の首位打者は「神様のご褒美」

 広島時代の2004年に打率.337でセ・リーグの首位打者を獲得。当時は松井秀喜と同じ背番号「55」をつけ、赤ゴジラのニックネームで親しまれた西武の嶋重宣外野手(37)が19年目の今季限りでの引退を決めた。3日には球団事務所で会見し、「10年目の首位打者は自分にとって自信となり、うれしかった」と胸を張った(三浦馨)

 「これまで先輩たちの引退を見て、『自分の時は泣くだろうな』と思っていたが、スッキリしてます」と涙はなかった。

 今季の開幕は1軍でスタートしたが、ここまで9試合出場で8打数1安打。「夏場に打撃の調子が上がっても1軍へ呼ばれず、潮時かなと。チームの戦力になれないなら、ユニホームを脱ぐしかないと思った」

 気力の面でも変化があった。昔はチーム内のライバルの活躍にも悔しさを感じたが、「今は若い選手が打つと『ナイスバッティング』と思ってしまう。勝負事の世界で優しさが出てしまっては…」

 1995年に東北高から投手として広島へ入団。野手への転向が成功したが、「プロは厳しい世界。相当な覚悟を持ってやらないと生きていけない、と早い段階で感じて行動に移したことが、10年目の首位打者につながった」と振り返る。

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