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【スポーツ群像】リハーサル数秒!?ハプニング乗り越えた日本人ダンサーペアの快挙  

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【スポーツ群像】
リハーサル数秒!?ハプニング乗り越えた日本人ダンサーペアの快挙  

 日本人女性ダンサーペアが、昨年11月にベラルーシで開催されたコンテンポラリーダンス(現代舞踊)の国際コンクール「インターナショナル・フェスティバル・オブ・モダン・コレオグラフィ・イン・ヴィテブスク」(IFMC)で優勝した。慣れない異国での大会とあって、ハプニング続きの中で栄冠を手にした。1987年から始まり、今回が25回目と歴史のある大会で、優勝は日本人初の快挙だ。(藤原翔)

 2人は富山出身の井田亜彩実さん(26)と東京出身の黒田なつ子さん(26)。筑波大在籍時にペア「いだくろ」を結成した。以来、体を使った表現が特徴的な現代舞踊でソロとして活動する傍ら、ペアでも数々のコンクールに出場している。

 一昨年9月に東京都内で開かれた「第1回ダンス・クリエーション・アワード」の創作部門で2位となり、日本代表として今大会に出場することが決まった。米国やフランス、イタリアなど世界各国から約40チームが参加し、審査委員長はロシアを代表するボリショイバレエ団で活躍したウラジーミル・ワシーリエフが務めた。

 2人が踊ったのは、大学時代に創作した「The world of microscopic(ごく小さな生き物~40億倍の世界から覗いてみたら)」。巣や穴に生息する小さな生物の世界を表現した作品だ。「目に見えないような小さな生物にも様々な生き方がある」というメッセージが込められている。だが、問題はダンス内容よりも、周囲の環境との戦いだった。

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