【バドミントン】世界女王ナガマツ・ペアが鬼門突破 被災地の故郷・北海道へ「元気届ける」 - 産経ニュース

【バドミントン】世界女王ナガマツ・ペアが鬼門突破 被災地の故郷・北海道へ「元気届ける」

女子ダブルス1回戦でロシアペアを破った永原(右)、松本組=武蔵野の森総合スポーツプラザ
女子ダブルス1回戦でロシアペアを破った永原(左)、松本組=武蔵野の森総合スポーツプラザ
 勢いに乗る2人が、鬼門の扉をこじ開けた。今夏、世界女王に輝いた永原、松本組が昨年まで3年連続で敗れた1回戦を突破。永原は「今まで悔しい思いをしてきたので、自分たちの形で勝てたのはよかった」と大きな勝利を喜んだ。
 結成5年目。8月の世界選手権ではリオデジャネイロ五輪金の高橋、松友組(日本ユニシス)らを破り女子複41年ぶりに優勝。前々週のスペイン・マスターズも制し「1回戦で負けられない」(松本)というプライドも芽生えていた。
 ともに170センチ超えの長身を生かした攻撃を武器に、この日も世界ランク30位のロシアペアを圧倒。特に177センチの松本が角度のある鋭利なスマッシュを容赦なくたたき込み、悠々と得点を積み重ねた。
 2人の地元・北海道は6日、大地震に見舞われた。札幌市に住む2人の家族は停電や断水など未曾有の事態に苦しみ、いまなお襲う余震におびえる日が続く。永原は言う。「まだ救出作業も続いている。北海道の方々に自分たちのプレーで元気を与えられるよう頑張りたい」。凱旋(がいせん)優勝へ懸ける思いは人一倍強い。
(川峯千尋)