日体大の渡辺正昭駅伝監督を解任 部員への暴力、パワハラで

陸上
日本体育大学・渡邉正昭(渡辺正昭)監督=2017年12月10日午後、東京・恵比寿ガーデンプレイス(大橋純人撮影)

 日本体育大は12日、陸上部駅伝ブロックの部員への暴力やパワーハラスメントがあったと確認し、同部の渡辺正昭監督を解任したと発表した。後任は未定。

 同大によると、部員から訴えを受け、4日から7日までに部員5人と元部員1人から聞き取り調査を実施。部員に対して脚を蹴ったり、胸ぐらをつかむなどの行為や、人格を否定するような言動などがあったと報告された。

 渡辺監督は事実関係を大筋で認めたものの、不適切な行為だったとの認識が乏しいといい、大学側は「学生指導の適性に欠ける」として、本人からの辞任願を受け付けず解任した。

 具志堅幸司学長は「多くの皆さまにご心配とご不安を与えてしまうこととなり、大変申し訳ありません。本学教職員・学生に対して、継続して暴力行為などの禁止を啓発すべく、研修に努めます」とコメントした。

 日体大は箱根駅伝に70回連続出場中で総合優勝10度の強豪。平成30年大会は4位だった。OBでもある渡辺氏は27年3月に監督に就任。25年3月まで指導した愛知・豊川工業高でも部員に体罰を繰り返したとして停職の懲戒処分を受けていた。