【プロ野球】元巨人・村田修一が引退試合 独立リーグ「最後まで全力プレー、悔いなし」 - 産経ニュース

【プロ野球】元巨人・村田修一が引退試合 独立リーグ「最後まで全力プレー、悔いなし」

試合後、ファンに最後の挨拶をする栃木ゴールデンブレーブスの村田修一=9日、栃木県小山市向野の小山運動公園野球場(水野拓昌撮影)
球場には村田の応援幕が並んだ=9日、栃木県小山市向野の小山運動公園野球場(水野拓昌撮影)
七回の打席で中前安打を放つ村田修一=9日、栃木県小山市向野の小山運動公園野球場(水野拓昌撮影)
栃木ゴールデンブレーブスの今季最終戦。村田修一の引退を惜しみ、スタッフも背番号「25」=9日、栃木県小山市向野の小山運動公園野球場(水野拓昌撮影)
栃木ゴールデンブレーブスの今季最終戦。村田修一の引退を惜しみ、スタッフも背番号「25」=9日、栃木県小山市向野の小山運動公園野球場(水野拓昌撮影)
 今季限りでの引退の意向を示していたプロ野球独立リーグ「ルートインBCリーグ」栃木ゴールデンブレーブス(GB)の村田修一内野手(37)が9日、今季最終戦を迎え、6千人を超えるファンが最後の雄志を見守った。巨人を自由契約となり、栃木GBでプレー、日本野球機構(NPB)復帰を目指してきた村田は8月1日、NPB復帰断念を表明していた。
 栃木GBの本拠地、栃木県小山市の小山運動公園野球場で群馬ダイヤモンドペガサスと対戦。村田は4番・サードでフル出場。3打席凡退の後、先頭打者となった七回の第4打席、中前打で出塁。追加点のホームも踏んだ。その後、同点に追い付かれ、九回の最終打席では5球目、外角の難しい球をたたいて一塁ゴロ。全力疾走で併殺は免れたが、後続が凡退、試合は8-8の引き分け。村田は5打数1安打1三振だった。
 試合後のセレモニーで村田は「今日をもって私は現役を…」と声を詰まらせると、スタンドからは「言わないでくれー」との声が飛ぶ。「今日をもって私は現役を引退します。横浜ベイスターズに入団して9年。読売ジャイアンツで6年。そして栃木ゴールデンブレーブスで1年。いい野球人生だった」と言い直し、ファンに感謝の思いを伝えた。横浜ベイスターズ時代の監督、大矢明彦さんや3人の息子から花束を受け取り、チームメートに胴上げされ、最後は「小学3年で野球を始めて30年。この1年はいい勉強になった。最後まで全力プレーができ、悔いはない」と晴れやかに振り返った。
 この日は、試合前から多くのファンが集まり、村田を応援する垂れ幕が披露され、球団スタッフも背番号25のユニホーム姿で対応。栃木市の会社員、井岡敦さん(49)は「栃木を盛り上げてくれた。ファンからすれば誇り。このまま終わるのはもったいない」と引退を惜しんだ。巨人時代からのファンも多く、兵庫県西宮市の会社員、大上(おおがみ)克之さん(37)は「ダブルプレーを打って切ない顔をするところが憎めなかった。泣いても笑っても終わり。最後のプレーを目に焼き付けたい」と初めて栃木GBの試合を観戦に来た。