敵地で新監督初陣飾る 主力引退のスペイン

欧州サッカー
イングランド戦で勝ち越しゴールを喜ぶスペインのロドリゴ(右から2人目)ら=ロンドン(AP)

 新生スペインがルイスエンリケ監督の初陣を逆転で飾った。8万人の大観衆が集った敵地で勝利を手にし、指揮官は「ウェンブリーでイングランドに勝った。これ以上ない最高のスタートを切れた」と喜びを口にした。

 黄金期を支えたイニエスタ、シルバ、ピケが代表から引退した。ボールを保持するスタイルは変わらず、技巧派のティアゴを中心に主導権を握った。前半11分にカウンターで先制されても、2分後に右サイドを崩し、折り返しをサウルニゲスが決めて追い付いた。

 前線からのプレスも効果的で、監督は「これが新しいスペインの基本の一つ」と説明。試合を優位に進め、32分にティアゴの左FKをロドリゴが流し込んで勝ち越した。

 終盤は押し込まれたが、GKデヘアの好守もあって逃げ切った。開幕直前の監督交代に揺れ、ベスト16で敗退したW杯から2カ月。第一歩を踏み出した新監督は「取り組んできたことを出そうとする姿勢が良かった」と選手への信頼を口にした。(共同)