【全米テニス】劣勢にイライラのS・ウィリアムズ、主審に「嘘つき! 謝れ!」 - 産経ニュース

【全米テニス】劣勢にイライラのS・ウィリアムズ、主審に「嘘つき! 謝れ!」

女子シングルス決勝でコートにラケットを叩き付けたセリーナ・ウィリアムズ=ニューヨーク(ロイター)
警告を受け主審に噛みつくセリーナ・ウィリアムズ(右)=ニューヨーク(ロイター)
女子シングルス決勝でコートにラケットを叩き付けたセリーナ・ウィリアムズ=ニューヨーク(AP)
女子シングルス決勝でセリーナ・ウィリアムズがコートに叩き付けて破損したラケット=ニューヨーク(AP)
女子シングルス決勝、大坂なおみと対戦し、ポイントを奪われたセリーナ・ウィリアムズ=ニューヨーク(AP)
女子シングルス決勝、大坂なおみと対戦するセリーナ・ウィリアムズ=ニューヨーク(共同)
女子シングルス決勝の試合前、セリーナ・ウィリアムズ(右)と写真に納まる大坂なおみ=ニューヨーク(共同)
 【ニューヨーク=上塚真由】テニスの全米オープンは8日(日本時間9日)、ニューヨークで女子シングルス決勝を行い、四大大会で日本女子初の決勝進出を果たした第20シードの大坂なおみ(20)=日清食品=が、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=を追い詰めた。
 四大大会で通算23回優勝の“絶対女王”の表情が変わっていった。
 試合開始前は「すべてのショットが上手」と大坂を持ち上げていた。試合序盤はミスをしても笑顔を浮かべていた。大坂のカウンターショットを浴びても、手とラケットで“拍手”する余裕があった。
 しかし、第1セットの第3、第5ゲームをブレークされ、最後は大坂の188キロのサーブを返せなかった。今季、第1セットを取った試合で31戦全勝の大坂に最初のセットを奪われた。
 第2セットの第2ゲーム中には、客席のコーチの動きがコーチング(指導)と取られ、警告を受けた。第4ゲームでこの試合で初めて大坂のサービスゲームをブレークしたものの、続く第5ゲームですぐに逆にブレークを許した。
 「バキっ!」。S・ウィリアムズがラケットをコートに叩き付けた。ラケットを壊したことで2度目の警告を受けると、主審に噛みついた。「ずるいことは人生で一度もしていない!」。第7ゲームで再びブレークを許すと、主審を「お前は嘘つきだ。謝れ!」と罵り、「ゲーム・ペナルティー」を宣告された。
 自動的に1ゲームが大坂に加算され5-3。冷静さを失ったS・ウィリアムズはなおも抗議を続け、試合は一時中断する大荒れの様相となった。