森保一監督「11月まで多くの選手を招集し、特徴を見ていく」

サッカー日本代表
選手と一緒にランニングする森保一監督(中央奥)=3日、札幌市内(撮影・蔵賢斗)

 森保監督のスタートとなる初練習は、静かなものだった。長距離移動の海外組やJ1を直前に戦った国内組に配慮し、練習はリカバリー中心で約45分間で終了。ただ、森保監督が目指す姿が随所にちりばめられた。

 練習前、約2分間の円陣で選手に強調したことは、「仲間のために走って戦う」ことと、「個々の特徴を存分に発揮してほしい」ことの2点。西野前監督の考えに近く「W杯での日本チームの良さだった」とはロシアW杯を経験した槙野。練習も仕切りはコーチに任せ、遠目から見守る姿は前任者と同じで、いいところは積極的に継承した。

 直前に山口(C大阪)や大島(川崎)が離脱し、ロシアW杯から19人もメンバーが変化。W杯直後にこれだけ選手が入れ替わるのは異例だが、「11月までは多くの選手を招集し、特徴を見ていきたい」と監督。来年1月開幕のアジア・カップに向けた準備期間の一環と位置づけた。

 4日には、招集した全23人がそろって練習が行われる。広島時代に指導を受けた浅野(ハノーバー)は「円陣で話している時は広島を思い出した。どういうサッカーでいくか楽しみ」。指揮官の色をチームにしみこませる作業が本格化する。(小川寛太)