岡山、勝みなみ…活躍の若手続々 女子ゴルファー

スポーツ異聞
プレーオフの末、リゾートトラストレディースを制し、喜ぶ岡山絵里(岡田茂撮影)

 女子ゴルフ界は10代~20代前半の若手が次々と優勝争いを演じ、活況を呈している。

 5月27日に閉幕した「リゾートトラストレディース」(兵庫・関西GC)では、最終日に岡山絵里(21)と勝みなみ(19)がプレーオフ。1ホール目で岡山に軍配が上がりツアー初優勝を飾った。19歳の三浦桃香も好調で、人気急上昇中。賞金ランキングでも上位10選手の中で若手がズラリ顔を並べている。

 「リゾートトラストレディース」で演じられた岡山と勝のプレーオフは、パーセーブした岡山に対し、勝は第2打目をバンカーに入れ、ボギー。「めっちゃうれしい」と岡山が顔をほころばせれば、勝はプロ初勝利を逃し、「しょうがない」と言いながら、悔しさをにじませた。若手対決は今の女子ツアーを象徴しているシーンだった。

 他にも、今季すでに3勝している昨季の賞金女王、鈴木愛(24)が賞金女王争いでトップを独走、2年連続に向けて勢いを増している。比嘉真美子(24)は「KKT杯バンテリンレディース」で優勝。1桁順位が6度と安定している。菊地絵理香(29)も優勝こそないが、2位が3度。すっかり上位の顔になってきた。

 ちなみに、ランキングを見てみると-。

1位 鈴木愛=7571万5000円

2位 比嘉真美子=5132万3500円

3位 アン・ソンジュ(韓国)=4840万円

4位 申ジエ(韓国)=4211万4285円

5位 菊地絵理香=3242万7133円

6位 フェービー・ヤオ(台湾)=2642万3166円

7位 岡山絵里=2587万9866円

8位 勝みなみ=2485万4200円

9位 イ・ミニョン=2392万9583円

10位 ペ・ヒギョン=2253万1475円

 ランク外では12位の永峰咲希(23)が2239万5000円を獲得。14位に新垣比菜(19)、28位に小祝さくら(20)ら“勝みなみ世代”の新鋭がランクイン。三浦は693万999円で44位ながら、新たに資生堂の日焼け止めブランド「アネッサ」とスポンサー契約を結んだことで注目を集めた。

 米ツアーに目を移すと、日本女子オープン連覇の畑岡奈沙(19)が5月27日に閉幕した「ボルビック選手権」で10位など3試合連続でトップ10入り。この間、ホールインワンを記録するなど存在感をアピールしている。

 一方、男子は若手が伸び悩んでいる。50歳で日本プロゴルフ選手権(房総)で優勝を飾った男子の谷口徹は「本当は自分が優勝するようでは駄目。若手には才能があるヤツが多いが、目標としているところが低い。トップ10入りなんてことを言う。何が何でも優勝するという気持ちでいて欲しい」とカツを入れていた。

 そんな男子だが、秋吉翔太(27)が「ミズノオープン」でツアー初優勝を飾った。少しずつだが、芽が出そうな雰囲気はある。

 それでも、次から次へと出てくる女子の若手はすごい。勢いでは間違いなく、女子に分がありそうだ。