【月刊パラスポーツ】車いすバスケ元日本代表・三宅克己さん スピードとパワー伝えたい - 産経ニュース

【月刊パラスポーツ】車いすバスケ元日本代表・三宅克己さん スピードとパワー伝えたい

「車いすバスケットをまず、見に来てほしい」と語る三宅克己さん
 数あるパラスポーツの中でも激しく、見応えがあるのが、車いすバスケットボールだ。元日本代表選手で日本車いすバスケットボール連盟イベントコーディネーターの三宅克己さんは「車いす同士がぶつかると本当に火花が出る時もあります。接触プレーも多いですが、魅力はなんといってもスピードとパワーとテクニックです」と話す。
 海外の車いすバスケットボールチームにはプロの選手もいて、「お金を払って観戦する」という地域がありますが、日本ではまだそこまでいっていないというのが実情。
 三宅さんは「全国各地を回って、体験会を行っていますが、魅力をどうやって伝えていくかが大きな課題です」と語る。
 そうした中、6月8~10日に、東京都調布市の武蔵野の森総合スポーツプラザで「三菱電機 WORLD CHALLENGE CUP 2018」が開催される。オーストラリア、カナダ、ドイツ、日本の4カ国が出場する国際大会で、2020年に向けた車いすバスケットボール日本代表の強化とパラリンピックムーブメントの拡大が目的だ。
 「全国各地で行われている『三菱電機 Going Up キャンペーン全国キャラバン』もそうですが、こうしたイベントはとても大事で、スポンサーがないとできないことです。一番の目的は代表選手の強化で、日本はまだまだ世界の上位に食い込めないので、世界の強豪を呼んでチャレンジすること。それと同時に、ボランティアや審判の育成、海外選手をどうやっておもてなしするかなど、いろいろな意味合いがあります」。続けて、「日本でパラリンピックを成功させるために、まず知らない人に見に来てもらって、応援してもらいたいですね。海外の試合では、ブーイングが起こることもあります。『障害者だからかわいそう』というのではなくて、スポーツ選手として認めているからです。いつか日本でも、ブーイングが起きるぐらいの文化が根付いたら最高だと思っています」と話している。(本間普喜)