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Go For TOKYO 桃田賢斗 バドミントン男子シングルス

東京五輪
バドミントン
男子シングルス

ももた けんと

桃田賢斗

決めろ
超絶技
ヘアピン

約2年間にわたり世界ランキング1位に君臨し続けるバドミントン男子の桃田賢斗(NTT東日本)。2020年1月に遠征先のマレーシアで巻き込まれた交通事故からの復帰を契機に、いよいよ東京五輪の金メダルに照準を合わせた。4年前のリオデジャネイロ五輪は自らの賭博問題で出場を逃し、挫折も味わった。不遇の時を支えてくれた周囲への感謝を胸に、そのたぐいまれなラケットさばきから繰り出される得意技「ヘアピン」を武器に頂点に挑む。

桃田賢斗
ももた・けんと

1994年9月1日生まれ。香川県出身。NTT東日本所属。175センチ、左利き。福島・富岡高出身。

2015年世界選手権男子シングルスで銅メダルを獲得。16年4月に違法賭博問題による無期限の出場停止処分を受け、17年5月に復帰。18年世界選手権で初優勝。世界ランキング1位(3月17日時点)

桃田の代名詞

ヘアピン
ショット

ラケットの上で跳ねたシャトルが、ネットすれすれで相手コートに落ちていく―。描く軌跡が髪留めに似ていることから名付けられた「ヘアピン」は、桃田の代名詞ともいえる技だ。

ヘアピンショットの打ち方

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負けん気
年上に勝ちたい

原点は中学時代にさかのぼる。進学した福島県の富岡第一中学は、富岡高校とのバドミントン中高一貫教育を展開していた。入学当初から体格や体力で勝る高校生と対戦する機会が多く、「負けず嫌いだったので、どうやったら勝てるか考えた」と桃田。

たどり着いたのがヘアピンやフェイントなど相手を揺さぶる巧みな技だった。それが徐々に戦術の中心になり、中学2年生の頃からは、高校生にも勝てるようになっていった。

2017年日本ランキングサーキット大会男子シングルス1回戦 
=さいたま市記念総合体育館

部屋で練習
天井すれすれ

バドミントンを始めたばかりの小学生の頃は自宅室内にネットを張り、ひたすらヘアピンを打ち込んでいたという。「ネットと天井の距離が近くて、ヘアピンくらいしか打てなかった。それが今につながっているのかもしれない」

バドミントンのジャパン・オープン男子シングルスで、桃田は日本男子初となる優勝を果たした
=2018年9月16日、武蔵野の森総合スポーツプラザ

使用率5%
対戦相手崩す

代名詞とはいえ、ヘアピンの使用率は「5%くらいではないか」というのが桃田の感覚だ。もちろん、対戦相手や戦術によって使用率は変わるが、戦術を生かすのがヘアピンであり「ヘアピンで決めるのではなく、相手を崩すイメージ」で織り交ぜてこそ、時速400㌔近いスマッシュなども生きてくる。

ヘアピンの打ち合いになれば正確なショットを何度でも返し、相手が音を上げて返球が浮けば、たたき込む。意表を突くヘアピンで相手を走らせられれば、体力を奪えるし、打点を下げて取りにくるため、次のショットを限定させられる。

バドミントンの全日本総合選手権男子シングルスで、桃田は2連覇を達成した
=2019年12月1日、駒沢オリンピック公園総合運動場体育館

精密ショット
足を止める

実際、桃田が優れているのは、1試合を通じて正確なショットを打てる点にある。NTT東日本で、ともに練習を積む男子シングルスの馬場湧生は「ヘアピン自体(の精度)もえぐいが、常に安定して打ってくるので、主導権を握られて試合が終わる」と明かす。ヘアピンに見せかけて、コート奥へ放つ「ロビング」もあり、馬場は「どのショットが来るか分からない状態で構えていると、だんだん足が止まってくる」と桃田の〝怖さ〟を吐露した。

コートの大きさと用具

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事故で重傷
気持ちに変化

「東京五輪で金メダル狙いたい」。2020年3月6日、桃田は遠征先のマレーシアで負傷した交通事故からの復帰会見で、初めてメダルへの思いを語った。目標を尋ねられても、次の大会のことや目の前のことを答えるだけだった桃田。心変わりの背景には、多難なときを支えてくれた周囲への感謝の念があった。

20年1月に遠征先のマレーシアで事故にあって以降、前途多難だった。日本に帰国後、2週間の静養生活を送り、2月3日からの日本代表合宿に参加。だが、プレー中に「シャトルが二重に見える」などの異常を訴え、右眼窩底(がんかてい)骨折が発覚した。手術を経て、練習復帰できたのが2月下旬。「また動けるようになるのかなとか、バドミントンできる体に戻るのかなっていう不安はあった」という。

復帰に向けて記者会見を開いた桃田賢斗。事故後、公の場で話すのは初めて
=2020年3月6日午後、東京都新宿区

静養中、桃田の元には、小学校の児童からの手紙やファン、トップアスリートからの励ましの言葉が数多く届いた。「自分に期待してくださる方々に恩返ししたい。誰もが注目する大会で結果を残して、いろんなことを伝えていける選手になれればいい」。これが金メダルへの思いを強くした理由だ。

東京五輪の延期は、準備期間が延び、桃田にとって追い風になるとみる関係者は多い。1年後、日本のエースは雄姿を見せられるか。感謝を胸に、男子シングルス日本勢初のメダルに挑む。

苦難乗り越え
成長し続ける桃田

男子シングルス
日本勢初の
メダルに挑む

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