地震は大丈夫?

地震の揺れは、地表に比べ地下深くの方が小さいです。例えば、2000年の鳥取県西部地震の観測結果によると、地表での揺れに比べて地下200メートルではその数分の1しか揺れていません。地層処分を行う場合、ガラス固化体を密封したオーバーパックや緩衝材は岩盤と一体となって揺れるため、受ける影響は小さくなります。また、地下深くは、地震にともなう地下水の流動や水質の変化を受けにくいと考えられています。

地震の揺れ

火山は大丈夫?

日本には多くの火山がありますが、一定の地域に集中しています。火山の場所は、約170万年前から現在まで大きく変わっておらず、新たにできる火山も含め、火山活動は限定された地域内で繰り返されています。この科学的知見に基づき、地表踏査や地震波を用いた解析などを行うことによって、火山地域や火山活動の影響を受ける地域を避けて処分場を建設することができると考えています。

日本列島における火山の分布

活断層は大丈夫?

プレートの動きによって蓄積される力が、一定程度を超えた時に、岩盤が急激に破壊されて断層ができます。日本の断層活動は、過去数十万年以上にわたって既にある活断層で繰り返し起こっています。また、今後十万年程度は、現在と同様の活動が継続すると考えられています。処分場を選定する際は、空中写真による地形判読、地質調査、トレンチ調査などによって、安全性に影響を与えるような活断層を避けることができると考えています。

処分場の選定

隆起、沈降、侵食は大丈夫?

隆起・沈降は、地盤が広い範囲にわたって上がる、あるいは下がる現象です。侵食は、風化や崩壊、流水などにより山地や丘陵地が削りとられ地形が変化する現象です。日本では、10万年あたり100m程度を超える大きな隆起速度の地域は限られており、その傾向は、将来10万年程度では変わらないと考えられています。また、侵食の速度も10万年程度では隆起速度と同じくらいか、それより小さいことが分かっており、それらに対応する処分場をつくることができると考えています。

隆起、沈降量・浸食速度 分布図

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