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米、ISの地下送金に制裁 イラク人の男ら3人と1社

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 【ワシントン=大内清】米財務省は17日、トルコを拠点にイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)のために地下送金システムを運営したなどとして、イラク人の兄弟とシリア人の男1人の計3人と、兄弟が経営する企業1社を制裁対象に指定したと発表した。

 発表によると、イラク人兄弟はトルコ国内で金融関連企業を経営。イスラム教で「ハワラ」と呼ばれる送金システムなどを利用し、ISに代わって世界各地の戦闘員らに資金を送ったり、外国のIS支援者からの資金を仲介したりした。

 シリア人の男もトルコ国内で金融ビジネスを営み、IS幹部間の送金の仲介やシリア国内のIS戦闘員らへの送金を行った。

 発表を受け、ブリンケン国務長官は17日、「(ISは)領域支配を失った後も金融システムとのつながりを維持している」と指摘し、ISを壊滅させるために資金の流れを解明を進める考えを強調した。

 制裁対象となった個人・企業は米国内の資産が凍結されるほか、取引相手などが米国の二次的制裁を受ける可能性がある。

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