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ガザの死者200人超 イスラエル軍、過激組織の司令官殺害

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17日、パレスチナ自治区ガザ地区で空爆された建物から上がる煙(ゲッティ=共同)
17日、パレスチナ自治区ガザ地区で空爆された建物から上がる煙(ゲッティ=共同)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの軍事衝突で、ガザでは17日までの死者が計204人となった。ロイター通信が伝えた。ヨルダン川西岸の自治区と合わせ、パレスチナ側の死者は少なくとも225人に上る。イスラエル側の死者は計10人という。

 イスラエル軍は17日、ハマスが設けた地下トンネル網の一部に当たる約15キロ分を攻撃した。この地下トンネルは戦闘員らの移動や潜伏、物資隠匿などに使われているとされ、主な攻撃目標になっている。イスラエル軍はまた、ガザを拠点とする過激組織イスラム聖戦の戦闘司令官を空爆で殺害したと17日に発表した。

 同組織はハマスと同じくイスラエルと敵対するイランの支援を受けているとされる。司令官の死後、イスラエルの地中海岸地域アシュドッドにロケット弾を発射し、7人が負傷した。

 10日に衝突が始まってから、ハマスなどがイスラエル側に発射したロケット弾は計3150発に上る。

 この問題をめぐり、バイデン米大統領は17日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、パレスチナ側との「停戦を支持する」との立場を伝えた。国連やエジプト、カタールなども停戦に向けた調停作業を進めているが、18日は西岸やアラブ系住民が多く住む地域で反イスラエルのゼネストが予定されており、混乱が拡大する可能性もある。

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