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国連安保理 イスラエルとパレスチナ自治政府の代表が正当性を主張

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16日、イスラエルとパレスチナの衝突について協議する国連安全保障理事会の会合(国連提供・共同)
16日、イスラエルとパレスチナの衝突について協議する国連安全保障理事会の会合(国連提供・共同)

 【ニューヨーク=平田雄介】国連安全保障理事会は16日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの衝突を受けて、オンラインで緊急会合を開いた。理事国が戦闘激化に懸念を示し、双方に自制を求める中、会合に参加したイスラエルとパレスチナ自治政府の代表はそれぞれの立場の正当性を主張した。

 パレスチナ自治政府のマルキ外相は、イスラエル軍の空爆で子供を含む市民に死傷者が出ていることに関し「イスラエルは人道に対する罪を犯している」と非難した。イスラエルのアーダン国連大使は「市民の犠牲を防ぐために比類なき対策を取っている」と反論。ガザで子供に犠牲が出るのは「ハマスがミサイルを守るために市民を盾に使っているからだ」と主張した。

 衝突が始まって以来、安保理の協議は3回目で、公開会合は初めて。米国などの反対により、この日も理事国全ての同意が必要な声明の発表など一致した対応には至らなかった。

 議長を務めた中国の王毅国務委員兼外相は「米国が公正な立場を取り、安保理を支援することを求める」と促した。米国のトーマスグリーンフィールド国連大使は「当事者が停戦を求めるなら、米国には支援する用意がある」と強調した。

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