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米下院共和党、反トランプ派のナンバー3を解任

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米共和党の下院議員団にナンバー3のポストを解任されたリズ・チェイニー議員=12日、ワシントン(AP)
米共和党の下院議員団にナンバー3のポストを解任されたリズ・チェイニー議員=12日、ワシントン(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米共和党の下院議員団は12日に会合を開き、トランプ前大統領と対立するリズ・チェイニー議員(54)を下院共和党ナンバー3のポストである同党会議議長から解任した。

 チェイニー氏は、トランプ氏が昨年の米大統領選挙について「不正により(勝利を)盗まれた」と今も主張しているのを「大嘘」と批判し、同氏の怒りを買っていた。

 今回の解任劇は、来年11月の中間選挙で民主党から下院奪還を目指す下院共和党が、同党の支持層から高い人気を維持するトランプ氏の意向に最大限に配慮したもので、同党が今後、「トランプ党」の色彩を一層強めていくのは確実とみられている。

 この日の会合では、開始直後にチェイニー氏の解任決議が出され、出席者の発声投票で同氏の「追放」が決まった。

 後任の下院共和党会議議長には、親トランプ派のエリス・ステファニク議員(36)が週内に選出される見通し。

 チェイニー氏はディック・チェイニー元副大統領の長女で、2017年から西部ワイオミング州選出の下院議員を務めている。

 今年1月の連邦議会議事堂襲撃事件を受けたトランプ氏の弾劾訴追決議では賛成票を投じた。これを受け、親トランプ派議員が2月に今回と同様に党会議議長からの解任を求めたが、このときは大多数の議員がチェイニー氏の議長留任を支持していた。

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