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ミャンマー、デモ隊18人死亡 犠牲者計39人に 反発拡大必至

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3日、ヤンゴンで治安部隊が催涙ガスを放ち、デモ隊が消火器で対抗していた(AP)
3日、ヤンゴンで治安部隊が催涙ガスを放ち、デモ隊が消火器で対抗していた(AP)

 【シンガポール=森浩】国軍がクーデターで実権を握ったミャンマーで3日、国軍に抗議するデモに参加していた少なくとも男女計18人が、治安部隊の銃撃で死亡した。地元人権団体幹部が明らかにした。一連のデモをめぐる1日の死者数としては2月28日に並び過去最多。死者は計39人となった。国際社会は治安部隊の強制排除に自制を促しており、新たに多数の犠牲者が出たことで反発が高まることは必至だ。

 地元メディアによると、死亡したのは中部モンユワで5人、第2の都市マンダレーで2人、最大都市ヤンゴンと中部ミンジャンでそれぞれ1人など。各地では午前中からデモが行われており、治安部隊が実弾を発射した可能性が高い。モンユワでは30人以上が負傷しており、重傷者もいる。ミンジャンでの死者は14歳の少年だという。

 全国では多数のデモ参加者が拘束されたもようだ。2月1日のクーデター以降、国軍に拘束された政治家やデモ参加者らは計1200人以上に達する。

 治安部隊による強制排除の激化に歯止めが掛かっておらず、事態を重く見た欧米諸国は追加の経済制裁の検討に入っている。

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