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米の制裁にロシアは対抗措置「2017年以降、化学兵器保有してない」

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ロシア外務省のザハロワ情報局長(ロシア外務省提供、タス=共同)
ロシア外務省のザハロワ情報局長(ロシア外務省提供、タス=共同)

 米政府がロシア反体制派ナワリヌイ氏の毒殺未遂事件を巡り、対ロシア制裁を発表したことを受け、ロシア外務省のザハロワ情報局長は2日夜、声明を出し「受け入れられない。対抗措置を取る」と表明した。ナワリヌイ氏が化学兵器で攻撃されたという制裁理由はばかげたことだと批判。ロシアは2017年以降、化学兵器は保有していないと主張した。

 ロシア政府は同氏の毒殺未遂への関与を全面否定し、化学兵器が使用された証拠を示すよう要求している。一方、イエレン米財務長官は声明で「政治的な反対派を沈黙させるために化学兵器を使ったことは、ロシア政府がいかに国際規範を無視しているかを示すものだ」と批判した。

 ザハロワ氏は、制裁などの圧力を通じてロシアに何かを押しつけようとする政策はこれまでも失敗したし「今回も失敗する」と強調。ロシアは一貫して、断固として自国の利益を擁護すると述べ、米国に「火遊びをするな」と警告した。

 米財務省は2日、制裁対象にプーチン大統領直属の特務機関、連邦保安局(FSB)のボルトニコフ長官や、クラスノフ検事総長が含まれると発表。ボルトニコフ氏は欧州連合(EU)の制裁対象にもなっている。

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