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米バイデン政権、対ロシア初制裁 ナワリヌイ氏毒殺未遂

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2月2日、モスクワの裁判所に出廷したナワリヌイ氏(モスクワ市裁判所提供、タス=共同)
2月2日、モスクワの裁判所に出廷したナワリヌイ氏(モスクワ市裁判所提供、タス=共同)

 米政府は2日、ロシアの反体制派ナワリヌイ氏が昨年8月、同国内で毒殺未遂に遭った事件で、反体制派を沈黙させるために化学兵器を使ったとしてロシア政府高官らを制裁対象に追加したと発表した。バイデン米政権で初の対ロ制裁。米政府高官はロシアの連邦保安局(FSB)が猛毒の神経剤ノビチョクを使ったと断定した。

 バイデン大統領は1月に行ったプーチン大統領との電話会談でナワリヌイ氏の事件を挙げて懸念を直接伝えており、人権や表現の自由を重視する姿勢を改めて鮮明にした。ロシアへの弱腰ぶりを批判され、同事件でも制裁に踏み切らなかったトランプ前政権との違いを際立たせた。

 米高官は電話記者会見で「ナワリヌイ氏の即時解放を求める。ロシアの人々は表現や報道の自由を享受すべきだ」と語った。

 ロシア政府高官7人を対象に米国内の資産を凍結し、米国人との取引を禁じるほか、化学兵器の製造などに関与したとしてロシアやドイツの14団体・個人を輸出規制リストに加える。(共同)

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