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フーシ派テロ指定解除へ 米国務長官

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ブリンケン米国務長官(ロイター)
ブリンケン米国務長官(ロイター)

 【ワシントン=住井亨介】ブリンケン米国務長官は12日、イランと連携するイエメンのイスラム教シーア派民兵組織フーシ派のテロ組織指定を16日付で解除すると発表した。トランプ前政権は1月、イランへの圧力を強めるため、イエメン内戦でハディ暫定政権と交戦するフーシ派をテロ組織に指定していた。

 イエメンの人口の8割がフーシ派支配地域にいるとされる。ブリンケン氏は声明で「指定は、イエメン国民が食料や燃料といった基礎的必需品を入手するのに甚大な影響を与える可能性があった」と指摘。フーシ派の動向を引き続き注視していくとした。

 イエメン内戦には2015年、隣国サウジアラビアなどが軍事介入し、フーシ派と戦っている。米イランの代理戦争の様相を呈し、多くの市民が犠牲になって「世界最悪の人道危機」とされている。トランプ前政権によるテロ組織指定は、国連が仲介する和平協議に悪影響を与えるとの懸念が出ていた。

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