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「日本では珍しい論争」「口先…怒りさらに」 森氏辞意、海外も反応

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職員に向け年頭挨拶を行う東京五輪・パラリンピック大会組織委の森喜朗会長=1月12日、東京都中央区(納冨康撮影)
職員に向け年頭挨拶を行う東京五輪・パラリンピック大会組織委の森喜朗会長=1月12日、東京都中央区(納冨康撮影)

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任の意向を固めたことについて世界各国のメディアも速報し、高い関心を示した。

 AP通信は、女性蔑視と受け取れる森氏の発言をめぐり、「性の平等に関して日本では珍しい公の論争」に発展したとし、「女性の政・財界での進出で日本が他の先進国に後れをとっていることにスポットライトを当てた」と伝えた。

 仏紙ルモンド(電子版)は、森氏が自身の発言について「口先だけで謝罪し、(世論の)怒りをさらに悪化させた」と報道。日本政府は森氏の影響力を理由に退任を求めなかったが、トヨタ自動車の豊田章男社長やスポンサー企業からの批判が出て、「国際オリンピック委員会も、立場を見直さざるを得なくなった」と経緯を伝えた。 

 中国ネットメディアの澎湃(ほうはい)新聞も、森氏の謝罪後もボランティア辞退者が続出していたことなどを詳しく報じ「謝罪も効果がなかった」と指摘。その上で「疑いなく、新型コロナウイルスの打撃に見舞われた東京五輪にとって泣きっ面に蜂だ」と論評した。(ワシントン 住井亨介、パリ 三井美奈、北京 三塚聖平)

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