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米中首脳会談 習氏、対話枠組みの再構築呼びかけ 台湾、香港は「中国の内政」と主張

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左からバイデン米大統領(ロイター=共同)、中国の習近平国家主席(新華社=共同)
左からバイデン米大統領(ロイター=共同)、中国の習近平国家主席(新華社=共同)

 【北京=三塚聖平】中国外務省は11日、習近平国家主席がバイデン米大統領との電話会談で、米中間で各種の対話枠組みを再構築することを呼びかけたと発表した。習氏は「互いの政策意図を正確に理解し、誤解を避けるべきだ」と強調。トランプ米前政権で悪化した米中関係の改善を、中国ペースで進める狙いもあるとみられる。

 中国外務省の発表によると、両首脳は「二国間関係や重大な国際・地域問題について深い意見交換を行った」という。習氏は、1月20日に就任したバイデン氏に祝意を表明。一方、バイデン氏は中国が12日に春節(旧正月)を迎えるのを前に祝いの言葉を述べた。

 習氏は「台湾、香港、新疆ウイグル自治区などの問題は中国の内政で、中国の主権や領土の保全に関わる。米国は中国の核心的な利益を尊重し、慎重に処理すべきだ」と米側を牽制(けんせい)した。中国が「核心的利益」と位置付ける台湾問題などでは引かない姿勢を示した。「中米は、いくつかの問題で異なる考えがある。大事なのは相互尊重、対等な待遇、建設的な方法で適切にコントロール、解決することだ」とも述べた。

 習氏は、米中関係について「争えば共に傷つく。協力は双方の唯一の正しい選択だ」と主張。「現在、中米関係はまさに重要な入り口にある」との認識を強調した。

 また、バイデン氏に対して「アジア太平洋地域の平和と安定を共同で守り、世界の平和や発展を促進するため歴史的な貢献をすべきだ」と呼び掛けた。

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