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米中首脳が初の電話会談 バイデン氏、香港やウイグル、台湾で懸念伝達

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2011年8月の訪中時、歓迎式典に臨むバイデン米副大統領(当時、左)と中国の習近平国家副主席(当時)=北京(共同)
2011年8月の訪中時、歓迎式典に臨むバイデン米副大統領(当時、左)と中国の習近平国家副主席(当時)=北京(共同)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは10日、バイデン大統領が中国の習近平国家主席と同日電話会談したと発表した。バイデン氏は、中国の威圧的で不公正な貿易慣行や香港での民主派弾圧、新疆ウイグル自治区での人権侵害などに「根本的な懸念」を示したとし、バイデン政権が中国の不当な行動に厳しく対処していく姿勢を明確に打ち出した。

 バイデン氏が習氏と会談するのは1月20日の大統領就任後初めて。

 バイデン氏はまた、「自由で開かれたインド太平洋地域」を守ることが同氏にとっての優先事項の一つだと指摘し、中国が台湾問題を含め地域内で強引な行動をとっていることに懸念を表明した。米国民の安全と繁栄、健康と生活様式を守っていくことも優先課題だと強調した。

 米中首脳はまた、新型コロナウイルス対策や気候変動問題に加え、「兵器の拡散防止策」といった共通の課題についても協議した。米露に中国を加えた核兵器の軍縮・軍備管理の枠組み構築に関して話し合われた可能性もある。

 バイデン氏はその上で、米国および同盟諸国の国益を増進させるのであれば、中国と「実務的かつ結果志向」の関与を探っていくと表明した。

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