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バイデン氏が国防総省で演説「台頭する中国に対処を」 対中方針策定の作業部会を設置

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バイデン米大統領(ロイター)
バイデン米大統領(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】バイデン米大統領は10日、国防総省で演説し、対中政策に関し「インド太平洋および世界における平和を維持し、米国の国益を守るには、中国に突き付けられた台頭する諸課題に対処しなくてはならない」と述べ、軍事・安全保障分野での対中方針を策定するための作業部会を同省に新設すると表明した。

 バイデン氏が1月20日に就任後、国防総省を訪れるのは初めて。

 作業部会は同省勤務の文民と軍人ら最大15人で構成され、かつて副大統領時代のバイデン氏の副補佐官(国家安全保障問題担当)だったラトナー国防長官特別補佐が座長を務める。

 国防総省によると、今後4カ月以内に対中戦略や作戦概念、米軍の態勢、同盟諸国との連携策などに関し提言をまとめ、国防長官と副長官に提出するとしている。提言は一般には公表されない見通しという。

 バイデン氏は演説で、敵対勢力からの侵略を抑止するためには軍事力の行使をためらわないとしつつ、その決断を「軽々に行うことはない」とも強調した。サイバー空間での米軍などの能力を強化させる必要があるとも指摘した。

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