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NFLレッドスキンズが名称変更を検討 「先住民差別」批判

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米NFLのワシントン・レッドスキンズのマーク(AP)
米NFLのワシントン・レッドスキンズのマーク(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米プロフットボールNFLのワシントン・レッドスキンズは3日、チーム名の変更を検討すると明らかにした。首都ワシントンの本拠地スタジアムの命名権を持つ米物流大手フェデックスから先住民(インディアン)を意味するレッドスキンズのチーム名の変更を求められていた。

 白人警官による黒人暴行死事件を受けた黒人差別解消を求める抗議活動が、先住民を含めた少数派全般の差別解消を求める運動に拡大しつつある。

 レッドスキンズの名称をめぐっては先住民の権利擁護団体などが「蔑称にあたる」として長年にわたり改称を求めていたが、オーナーのダン・スナイダー氏が「名称は先住民への敬意を表したものだ」などと主張して拒否し続けてきた。

 フェデックスは2025年までスタジアムの命名権を持つ主要スポンサー。他にも、87の投資会社と株主がチームの有力スポンサーであるナイキとペプシコに対し、改称しない限りチームとの関係解消を求める書簡を送っている。

 NFLによるとフェデックスはレッドスキンズに命名権で2億ドル(約215億円)以上を支払っており、スポンサーらの圧力でチームが真剣に改称に動くとの見方が広がっている。

 先住民にまつわるチームの名称をめぐっては、米大リーグのアトランタ・ブレーブス(先住民の戦士の意)に対しても名称変更を求める声が強まっている。

 ブレーブスでは先住民を戯画化したマスコットが使われていることや、ファンらが試合中に先住民の武器のトマホーク(おの)を振り下ろすまねをして応援することが問題視されている。

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