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米中外交トップが会談 香港や新型コロナ巡り

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混沌とする香港情勢。日本語で書かれたスローガンも
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 【ワシントン=黒瀬悦成】ポンペオ米国務長官は17日、中国外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)・共産党政治局員とハワイで会談した。

 国務省のオルタガス報道官は同日発表した声明で、ポンペオ氏が楊氏に対し「米中間には経済、安全保障、外交の各分野で完全に互恵的な取引が必要だと強調した」と明らかにした。

 ポンペオ氏は「米国の重要な国益」についても強く訴えたほか、新型コロナウイルスの感染が拡大している問題で「進行中のパンデミック(世界的流行)と戦い、将来の感染拡大を防止するには、完全な透明性の確保と情報共有が必要だと強調した」としている。

 公表されている範囲では、両者の接触は4月の電話会談以来。直接の会談は昨年8月以来とされる。米メディアによると、米中双方は相手方が会談を申し入れてきたと互いに主張している。会談の予定は直前まで発表されなかった。

 会談前、米国が議長国を務める先進7カ国(G7)の外相は香港問題で「重大な懸念」を表明。ポンペオ氏は会談でも中国による香港の民主化勢力の弾圧を容認しない立場を改めて表明した可能性がある。

 トランプ大統領が提唱する米中露3カ国による新たな軍縮条約の締結交渉に関しても議題に上った可能性も指摘されている。

 会談には北朝鮮担当特別代表を兼務するビーガン国務副長官も同席したとされ、北朝鮮による開城(ケソン)の南北共同連絡事務所の爆破などで緊張が高まる朝鮮半島情勢についても協議した可能性がある。

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