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トランプ氏、新型コロナの脅威「1月23日に報告受けた」

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 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は3日、FOXニュースの対談番組に出演し、新型コロナウイルスの脅威に関し米情報機関から最初に報告を受けたのは「1月23日だった」と明らかにした。

 トランプ氏は、「ウイルスが米国に入ってくるかもしれないと聞かされたが、それほど重大視している様子ではなかった」と述べつつ、自身が1月末に中国からの外国人の入国制限を発表したことで多くの命が救われたと強調した。

 トランプ氏はまた、情報機関がウイルス感染を察知した経緯などに関し4日に声明を出すと語った。

 一方、CNNテレビなど複数の米メディアは関係者の話として、トランプ氏は実際には1月18日にアザー厚生長官からウイルスの脅威に関し報告を受けていたと報道。また、トランプ氏が情報機関から報告を聞いたとされる1月23日は、西部ワシントン州で米国初の感染者が確認された1月21日の2日後で、時系列的につじつまが合わないとの指摘も出ている。

 トランプ氏は新型コロナに関し、1月から3月初旬まで脅威を過小評価するかのような発言を繰り返し、初動の対応が後手に回ったとして民主党勢力などから批判を浴びている。この日のトランプ氏の発言は、11月の大統領選をにらみ、自身の対応に問題はなかったと有権者に印象づける狙いがあるとみられる。

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