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【米大統領選】NY州、コロナ禍で民主予備選を中止 「勝者決まっており不要」

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民主党の予備選中止で、米ニューヨーク州に割り当てられた代議員274人を全て獲得するバイデン氏(AP)
民主党の予備選中止で、米ニューヨーク州に割り当てられた代議員274人を全て獲得するバイデン氏(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米東部ニューヨーク州の選挙管理委員会は27日、大統領選の民主党候補指名に向けた6月23日の予備選を中止した。予備選に立候補登録している候補者のうち、指名を確実にしたバイデン前副大統領以外の10候補の名前を名簿から削除した。同州に割り当てられた代議員274人は全てバイデン氏が獲得する。

 州当局が、今回の大統領選で民主党の予備選を中止するのは初めて。

 ニューヨーク州選管は中止の理由について、同州で新型コロナウイルスの感染被害が深刻化する中、既に勝者が決まっている予備選を行うのは「不要」と判断したとしている。

 これに対し、今月8日に指名争いから撤退したサンダース上院議員の陣営は27日、中止決定は「米民主主義に打撃を与える」と非難し、決定の撤回を求める声明を発表した。

 サンダース氏はバイデン氏支持を表明済みであるものの、今後も引き続き各州で行われる予備選の候補者名簿に名前を残し、一定数の票を獲得することで自身の急進左派的な政策をバイデン氏に受け入れさせる考えを表明していた。

 ニューヨーク州では、トランプ大統領が候補指名を確実にしている共和党の予備選も行われない。

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