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正恩氏、トランプ氏親書に謝意 コロナ協力申し出 関係改善は「未知数」

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2019年6月30日、板門店の北朝鮮側に立つトランプ米大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(ゲッティ=共同)
2019年6月30日、板門店の北朝鮮側に立つトランプ米大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(ゲッティ=共同)

 【ソウル=名村隆寛、ワシントン=黒瀬悦成】金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(ヨジョン)党第1副部長は22日付の談話で、トランプ米大統領が金正恩氏に親書を出し、米朝関係改善や新型コロナウイルス対策での協力の意向を伝えてきたと明らかにした。金正恩氏は親書に謝意を示したという。朝鮮中央通信などが伝えた。

 米政権高官も親書について明らかにし、トランプ氏が「正恩氏と連絡を維持していくことに期待を表明した」としている。新型コロナでの協力をてこに米朝関係を進展させる方策について、トランプ氏が考えを説明した可能性がある。

 金与正氏の談話は、トランプ氏が関係維持に努力を傾けていることは「良い判断であり、正しい行動だ」と高く評価。その一方、米朝首脳の「個人的親交」が両国関係の改善につながるかは未知数だとし、「関係改善が可能かどうかは時間に任せ、見守るべきだろう」とクギを刺した。

 北朝鮮は国内に新型コロナの感染者はいないと主張しつつ、国際機関に防疫支援を求めている。米国の協力申し出を受け入れるかどうかが注視される。

 在韓米軍のエイブラムス司令官は13日の記者会見で「(感染者は北朝鮮に)確実にいるだろう」と述べた上で、北朝鮮軍が新型コロナの影響で約1カ月にわたって活動を停止していたとの分析を明かしていた。

 エイブラムス氏によると、北朝鮮軍は今月上旬になって通常の訓練を再開したという。

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