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米大統領選、バイデン氏が3州を制す 民主党候補指名が濃厚に

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米民主党候補指名争いで、報道陣を前に語るバイデン前副大統領(手前)とジル夫人=10日、ペンシルベニア州フィラデルフィア(AP)
米民主党候補指名争いで、報道陣を前に語るバイデン前副大統領(手前)とジル夫人=10日、ペンシルベニア州フィラデルフィア(AP)

 【ワシントン=大内清】11月の米大統領選に向けた民主党の候補指名争いは17日、大票田の南部フロリダ、中西部イリノイ、西部アリゾナの3州で予備選が行われ、米メディアによると中道穏健派のバイデン前副大統領(77)が3州を制した。バイデン氏は獲得代議員数で急進左派のサンダース上院議員(78)を突き放し、指名獲得が濃厚になってきた。

 バイデン氏は17日夜にテレビ演説し、「今日の結果により指名にまた近づいた」と指名獲得に向けた自信をみせた。また、サンダース氏の支持者に向けて「あなたがたの声に耳を傾けている」と語りかけ、本選に向けて党内の結束を固めていく姿勢を示した。

 バイデン氏は、フロリダ州(一般代議員数219)でサンダース氏の3倍近く得票した。フロリダ州は本選で勝敗のカギを握る激戦州。サンダース氏は同州で巻き返しを狙ったが、キューバのカストロ政権を肯定的に評価した過去の発言に、反カストロ感情が根強い同州のキューバ系住民らが反発したとみられる。

 米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」の集計(18日現在)では、これまでの予備選・党員集会で獲得した代議員数はバイデン氏1147人、サンダース氏861人。バイデン氏は過半数の1991人にさらに近づいた。

 この日は中西部オハイオ州でも予備選が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため6月2日に延期された。

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