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米、シリア国防相に制裁 イドリブで停戦妨害、人道危機を深刻化

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 【ワシントン=大内清】米国務省は17日、戦闘が続くシリア北西部イドリブ県での停戦努力を妨害し人道危機を深刻化させているとして、同国アサド政権のアイユーブ国防相を独自の制裁対象に指定すると発表した。アイユーブ氏の在米資産や米国人を介して保有する資産などが凍結される。

 シリア反体制派やイスラム過激派が割拠するイドリブ県では昨年12月以降、アサド政権やその後ろ盾であるロシア軍の攻撃で100万人以上が住む場所を失ったとされる。

 今月5日には、反体制派に影響力を持つ隣国トルコとロシアが同県を通る主要道路沿いに「安全地帯」を設けて共同パトロールを実施することを盛り込んだ停戦合意が結ばれたが、トルコの介入を嫌うアサド政権側が停戦を順守するかは見通せない状況だ。

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