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米軍が親イラン勢力に報復空爆 

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 【ワシントン=住井亨介】米国防総省は12日、イラクの米軍などが駐留する基地にロケット弾が撃ち込まれた攻撃で、米軍がイランの支援を受けるイラクの武装勢力の拠点を空爆したと発表した。米軍による報復攻撃が行われたことで、米、イランの軍事的緊張が高まる可能性が高い。

 国防総省の発表によると、空爆が行われたのは、イスラム教シーア派武装組織「神の党旅団」(カタイブ・ヒズボラ)の武器庫など複数の拠点。同省は「空爆は防御的なもので、(攻撃に)見合ったものだ」としている。

 エスパー米国防長官は声明で、「米国は自国の国民や国益、同盟国への攻撃を許容したりしない」と強調した。

 11日の攻撃では、イラクの首都バグダッドの北方タージにある米軍駐留基地にロケット弾が撃ち込まれ、軍兵士ら米国人2人と英兵1人が死亡、14人が負傷した。米軍は「神の党旅団」による攻撃との見方を強めていた。

 米軍は昨年末、イラク北部でのロケット弾攻撃で米側に死傷者が出たことへの報復として、同組織の拠点を空爆した。

 これにより米・イラン間の緊張が高まり、米国はイランの革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」のソレイマニ司令官を殺害、イランは米軍駐留基地2カ所に弾道ミサイルを報復として撃ち込んだ。

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