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英国のXマスカードにSOSメッセージ?「中国で強制労働」 中国は否定

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クリスマスカードを持つ少女=22日、ロンドン(PA通信提供・AP=共同)
クリスマスカードを持つ少女=22日、ロンドン(PA通信提供・AP=共同)

 【ロンドン=板東和正】英大手スーパーのテスコで販売されていたクリスマスカードに、中国の外国人受刑者が強制労働を訴えるために書き込んだとみられるメッセージが発見されたことが波紋を呼んでいる。英メディアが23日までに報じた。テスコは問題を受けて、中国でのカード製造を停止し、現場調査を開始。中国側は強制労働の事実はないと否定している。

 英BBC放送によると、ロンドンで暮らす6歳の少女がテスコでクリスマスカードを購入したところ、「私たちは中国・上海の青浦刑務所の外国人受刑者だ。意思に反して働かされている。私たちを助けてください」などと書かれていたという。

 カードには、同刑務所に収監された経験がある英ジャーナリストのピーター・ハンフリー氏への連絡を依頼する文章も記されていた。ハンフリー氏が22日、少女の家族からの連絡に基づき英紙で報じた。

 BBCによると、テスコの担当者は、同社の方針として、サプライチェーン(供給網)に受刑者の強制労働を利用することを容認しないと表明。受刑者がカード製造に関わっている事実が確認された場合は、カードを製造した中国の業者を供給元から外すと指摘した。

 中国外務省は23日、青浦刑務所で強制的に労働させられている外国人受刑者はいないと主張した。

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